こんにちは、運行管理者の姫鮎です!
タクシーには、さまざまなタイプのお客様がご乗車します。
どんなタイプの人が乗車してきても、適切に対応しなければならないのはプロのタクシードライバーとして当然のこととはいえ、ドライバーも一人の人間です。
プロのタクシードライバーとはいえ「こんなお客さん嫌だぁ〜!!」と思うお客様はもちろんいます。
そこで、今回は「タクシードライバーが最も忌み嫌う客ベスト10」をあげてみました。
お互いに気持ち良く乗車して、安全に目的地に行くためにぜひ参考になさってください。
タクシードライバーが最も忌み嫌う客ベスト10

第1位 料金を値切る客
障害者や免許返納者でもなく、助成券も持っていないのに適正な料金を支払わず、自分勝手に設定した料金交渉や値引きを求める客は、タクシードライバーにとって迷惑な行為であり、とても失礼です。
タクシーというものは、お客様が乗車してから目的地に到着するまでの料金をその場で支払い、降車するのが原則です。
支払うお金が無いのであれば、公共のバスや電車を利用しましょう。

第2位 目的地が不明確な客
自分が行きたい目的地や住所がまったくわかっておらず、ドライバー任せにするお客様はトラブルや事故の原因になるので困ります。
もちろんドライバーもプロですから一般のお客様に比べてはるかに詳細な地理は把握しています。
ですが、いくら何でもコンピューターや仙人のようにすべての地理を完璧に把握しているわけではありません。
せめて事前に目的地の名称や住所くらいは調べてからご乗車くださると、とても助かります。

第3位 酔っ払い客
酔っ払い客は、車の振動で嘔吐して車内を汚したり、暴言、暴力を振るう可能性があるためとても迷惑です。
あまりにも泥酔している場合には乗車をお断りする、もしくは眠り込んで起きる気配が無い場合や悪質で危険な場合はその場ですぐに警察へ通報させていただきます。
悪質な場合は、メーター料金とは別に車内清掃代金(クリーニング料)を請求させていただくこともあります。
酔っ払い客、悪質な行為を行う乗客に対する乗車拒否は条例でも正式に認められています。
『旅客自動車運送事業運輸規則13条3号』の規定により「泥酔した者又は不潔な服装をした者等であって、他の乗客の迷惑となる者」はドライバー側が乗車を拒否することができます。
酔っていてもタクシーに乗車できるのは、じつはドライバーが親切で乗車させてくれているということです。
気をつけましょう。

第4位 過度なクレームを訴える客
過度なクレームを訴える客は、タクシードライバーにとっては多大なストレスとなり、トラブルや事故の原因にもなりかねません。
時間やサービスの品質に関わらず、常に不満を持っている客はタクシードライバーのやる気を削ぎ、お互いに不愉快な思いをするだけです。
あまりに不満があるようであれば、タクシーは利用せず公共のバスか電車を利用しましょう。

第5位 車内を汚す客
車内にゴミを散らかす、失禁をする、尿臭が激しい客、暴れて車内や座席シートを汚す、部品を壊すなど清潔さや常識に欠ける態度をする客をドライバーは嫌がります。
また子供客に多いのが、イタズラでタクシーの車体にベタベタとわざと手形をつける、暴れて車内の部品を壊す、座席シーツにわざと靴の足跡をつけるなど、日頃の親の教育を疑うような行為など、子供であっても悪質な場合もドライバー側が乗車拒否をすることができますのでご注意ください。

第6位 ドライバーを見下す客
ドライバーを尊重せず、高圧的な態度や冷たい態度をとる客にドライバーは嫌悪感を抱きます。
乗車拒否こそしないものの、嫌われています。

第7位 歩いていける距離なのにわざわざタクシーを利用する客
足腰が不自由または高齢者や身体障害者でもないのに、ただ歩くのが面倒だからとかセレブ感を演出したいから、などという理由でおもしろ半分にワンメーター分だけ乗車する冷やかし客をドライバーはとても嫌います。
ワンメーターしか乗らないから、という理由で乗車拒否をして良いという法律なんてもちろんありません。
ですが、そのワンメーターしか乗らない冷やかし客のために、本当にタクシーを必要としているお客様が利用できなくなってしまう、これが問題なのです。

第8位 かまってちゃんな客
わざと忙しい時間帯や深夜帯に、たいした用事でもないのに配車依頼や乗車をしてきてドライバーをあちこちと引っ張り回し、かまってもらうことで自分自身の自己重要感を満たそうとするかまってちゃんな客もドライバーは嫌います。
お金を払えばそれでいいだろうとか、そういうことではありません。
誰かにかまってほしいだけなら、キャバクラかホストクラブにでも行ってください。

第9位 予約時間どうりに乗車しない客
時間指定をして予約を入れてきたにも関わらず、予約時間がきても一向に姿を見せず、いつまで経っても乗車しない客は嫌われます。
予約時間どうりに乗車できないのであれば、最初から予約は入れない、予約時間がきたらメーターを入れて待っててもらう、などの配慮をしましょう。

第10位 遅れた自分が悪いのに急いで行けと命令する客
お客様がドライバーに急ぐことを強要して万が一スピード違反や交通事故などで捕まってしまった場合、ドライブレコーダーで確認でき次第、ドライバーだけでなく一緒に乗車しているお客様も道路交通法違反ということで『教唆犯(きょうさはん)』としてドライバーと共に逮捕されます。
急いでいるお気持ちはわかりますが、本当に悪いのは遅刻しているお客様ご自身であり、ドライバーには何の関係も関わりもありません。
時間には余裕を持って乗車するように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
タクシードライバーが最も忌み嫌う客がどういうお客様なのかをご理解いただけたかと思います。
ドライバーに嫌われないためにはこの逆をすれば良い、という話にはなってきますが。。。
「一期一会」という言葉があるように、タクシーはまったく見知らぬ者同士が出会って乗車します。
1度乗車しただけで、2度と出会うことが無いお客様もいます。
ドライバー業務の醍醐味は、さまざまなお客様と出会って顔見知りになり、見聞が広がっていく楽しさがあることです。
基本的にタクシードライバーの仕事を選ぶ人たちは男女ともに接客好き、車好きな人ばかりです。
ドライバーさん達も、まだ見知らぬあなたと出会って乗車してくださることを本当はとっても楽しみにしているのです。
お互いに節度を守って気持ち良く乗車できるように気をつけて、ドライバーさん達と楽しみながらご乗車してくださいね。

人を批判していると、人を愛する時間が無くなります。
by マザー・テレサ(カトリック教会の聖人)


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