運行管理者って何?ざっくり解説!

運行管理・配車

こんにちは、運行管理者の姫鮎です。

タクシー業界でよく聞く「運行管理者」ってぶっちゃけ何なの?と思われた方、多いのではないでしょうか?

この記事でざっくりですが解説していきますので、「運行管理者」の仕事というのはどういうものなのか多くの方々に知っていただければ幸いです。

姫鮎
姫鮎

『運行管理者』は国土交通省から発行される国家資格です。

ドライバーからさらにステップアップされたい方はぜひご参考にしてください。

タクシー業界における『運行管理者』の役割と資格を取得するための手順を一緒に学んでいきましょう!

運行管理者の種類

「運行管理者」は国土交通省から発行される国家資格です。

「運行管理者」には現在私が所有している『旅客』と『貨物』の2種類があります。

旅客→タクシー、バス、代行業者など

貨物→宅急便、宅配業者、運送会社など

という区分になります。

同じ「運行管理者」でも業種によって「旅客」または「貨物」のどちらかを選択して取得することになります。

私はタクシー会社に勤務していますので「旅客」の「運行管理者」を取得しました。

このブログでは主に「旅客」に特化して説明をさせていただきます。

運行管理者の仕事、役割とは

「旅客」の「運行管理者」は主にドライバーと乗客を結ぶ架け橋となる役割を担います。

「運行管理者」になれば、主に事務処理の業務がメインとなります。

  • ドライバーのスケジュール調整、健康管理
  • 指導、教育
  • 社用車の点検、管理
  • 乗務員台帳や顧客情報の管理
  • 緊急時のトラブルの対応、事故処理
  • タクシー、ジャンボタクシー、ハイヤー依頼の受付、配車、料金見積り
  • 適切なルートの提案
  • 乗客の利便性を向上させるための調整

などが挙げられます。

姫鮎
姫鮎

「運行管理者」は的確な判断能力、高いコミュニケーション能力、高度な専門知識など特殊な能力が求められる専門職です。

乗客とドライバーの双方にとってスムーズなタクシーサービスを提供するために重要な存在となっています。

運行管理者になるには

では次は「運行管理者」になるための手順をご説明いたします。

以前は5年以上の実務経験があれば試験を受けなくても資格を取得できましたが、2025年度以降から法改正により、資格を取得するには試験で合格する場合のみ運行管理者の資格証書が発行されることになりました。

STEP1 タクシー会社に就職して二種免許を取得

タクシー会社の規定に基づき、一定期間タクシー業務に従事(約2〜3年)すれば自動車学校の教習代が免除になります。

詳細は各タクシー会社にお問い合わせください。

STEP2 タクシー業務に従事

受験資格を満たすには、1年以上の実務経験を積む必要があります。

まずはドライバー業務でタクシー業界特有のルールに慣れ、道路交通法や運行経路、日々の業務のこなし方を学んでいきましょう。

STEP3 受験資格を満たす

試験を受けるには以下のどちらか一方の条件を満たす必要があります。

  • 国土交通大臣認定の「旅客」の基礎講習を修了する(または修了予定)
  • 運行管理に関する1年以上の実務経験がある

基本的にはどちらか一方の条件を満たせば良いのですが、確実に合格するためには両方の条件を満たしておくと合格率はさらにアップします。

両方の条件を満たしてから受験するのが無難でしょう。

STEP4 試験の受験を申請する

会社を通じて(個人申請も可)「運行管理者試験センター」へ受験申請し、受験予約、受験料の支払いなどを行う。

会社経由であれば受験料は会社側が負担してくれて免除になる場合もあります。

STEP5 試験を受験し、合格する

  • 出題数:全30問(道路運送法、道路運送車両法、道路交通法、労働基準法、実務)
  • 合格基準:総得点が正答率60%以上(30問中18問以上)で、各分野の最低正答数を満たすこと。

STEP6 資格者証の交付申請を行う

合格通知を受け取ったら3ヶ月以内に住所地や事業所管轄の各都道府県運輸局へ「運行管理者資格者証」の交付申請を行う。

STEP7 資格者証が発行される

資格者証が発行され、手元に届けばあなたは正式に「運行管理者」となります!

まとめ

いかがでしたか?

「運行管理者」の仕事、役割、資格取得方法などご理解いただけたでしょうか?

いずれにしましても「運行管理者」を取得するには、まず普通二種免許(「貨物」であれば大型免許)を取得し、ドライバー業務から始めることが大前提となります。

百歩譲って言ってもドライバー業務は毎日が運動会と言っても過言ではないくらい、お世辞にも決して楽な仕事とは言えません。

特に業務に慣れるまでの1年間くらいは相当つらい思いをするでしょう。

できればドライバー業務をせずに、楽をして国家資格を取得したいと思う気持ちもわかります。

ですが「運行管理者」に限らず、どんな国家資格を取得するにしても、何の努力も勉強もしないで楽に取得できる国家資格などこの世に存在しません。

国家資格所有者は国家資格を取得するために、血の滲むような努力と日々の勉強を積み重ねたからこそ、国家資格を取得できたのです。

だからこそ国家資格としての価値があるのです。

国家資格というのは、国が各分野それぞれの職業の専門家として国が認め、その職業に従事することを正式に認められ、補償されたものであるということです。

厳しいことを言いましたが、苦労を乗り越えた末に国家資格を取得できた時の喜びは想像以上の感動です。

その感動をこのブログを読んでくださっているあなたにもぜひ味わってもらいたい!

私のブログがプロフェッショナルなドライバー業務を遂行するためのサポート的な役割になることを願っています。

あなたのドライバー人生が、さらに充実したものとなるように、心から祈っています。

応援しています!

がんばってくださいね!

姫鮎
姫鮎

君が不幸な境遇に生まれたのは、君のせいではないかもしれない。

けれど、そこから抜け出す努力をしなかったのは、君自身の怠慢だ。

by ビル・ゲイツ(マイクロソフト創設者)

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