こんにちは、運行管理者の姫鮎です。
前回の記事では「タクシードライバーになって大変だったこと5つ」をご紹介しました。
タクシーの仕事は、決して楽なことばかりではありません。
長時間の運転で疲れることもありましたし、思うようにお客様に乗っていただけない日もありました。
それでも、私がこの仕事を続けていて「タクシードライバーになって良かったな」と思うこともたくさんありました。
そこで今回は私が感じている「タクシードライバーになって良かったこと5つ」をご紹介します。
これからタクシードライバーを目指している方の参考になればうれしいです。
1、「ありがとう」と言っていただけるのがうれしい
タクシードライバーをしていて、やっぱり1番うれしいのは、お客様から「ありがとう」と言っていただけることです。
目的地に到着して、
「ありがとうございました」
「助かりました」
「安全運転で良かったです」
などと声をかけていただくと、それだけで疲れが少し軽くなるような気がします。
もちろん、仕事としてお客様をお送りしているのですが、直接「ありがとう」と言っていただける仕事はやっぱりうれしいものです。
特別なことをしたわけではなくても、
「無事に目的地までお送りできて本当に良かった〜」
と思えます。
年齢を重ねてくると、人から感謝の言葉をいただくことが、以前よりも身にしみてありがたく感じるようになりました。
2、自分のペースで仕事をすることを覚えられた
タクシードライバーは、一般的な会社員やOLさんのような働き方とはまったく違います。
むしろ真逆の世界です。
もちろん会社のルールや勤務時間はありますが、実際にタクシーで街に営業に出てからは、すべて自分で考えて動いていかなければならない場面がたくさんあります。
「今日はこの時間帯だから、この地域を走ってみようかな」
「少しコンビニで休憩して、またがんばって走ろう」
など、自分で考えながら仕事をすることができます。
私は、タクシードライバーを始めた最初の頃は何をどうすればいいのか分からず、周りの先輩ドライバーさんたちの仕事ぶりをマネながらタクシーを走らせていました。
でも、経験を積んでいくうちに、
「自分なりの仕事のやり方」
が少しずつできるようになってきました。
もちろん、何でもかんでも自分勝手にしていいという意味ではありません。
会社のルールを守りながら、自分で考えて行動する。
そういう働き方ができることは、このタクシードライバーの魅力の一つだと思います。
3、いろいろな人と出会える
タクシードライバーをしていると、本当にいろいろなお客様に出会います。
- 毎日の通勤で利用される方
- 観光旅行で来られた方
- お仕事で遠方から来られた方
- ご家族を迎えにいく方
- 病院へ通院される方
一人ひとりに、それぞれの生活、人生があります。
短い時間の乗車でも、お客様とのちょっとした会話から、いろいろなことを知ることがあります。
もちろん、お客様のプライベートに踏み込みすぎないようにすることは鉄則です。
でも、ふとした会話の中で、
「今日は遠くから来たんですよ」
「これから孫に会いに行くんです」
「病院でかなり待たされてもう疲れたわ〜」
などとお話ししてくださることがあります。
そんな時、
「人の人生って、本当にいろいろなんだなぁ」
と感じることがありました。
毎日同じ場所で同じ仕事をするのとは違い、いろいろな人と出会えることは、タクシーの仕事ならではの面白さだと思います。
4、運転の経験が仕事に活かせる
車の運転が好きな方にとっては、運転そのものが仕事に活かせるのはうれしいことです。
もちろん、タクシーの運転は自家用車の運転とは違います。
お客様を乗せていますので、より安全に、より丁寧に運転する必要があります。
最初は緊張しますが、経験を重ねることで、
「この道はここが危ないな」
「この時間帯は交通量が多いな」
など、周囲を見る力も少しずつ身についてきます。
そして、何よりも、
「安全に目的地までお送りする」
という仕事に責任とやりがいを感じることができます。
5、何歳からでも新しいことに挑戦できる
私がタクシードライバーになって良かったと思うことの一つが、
「新しいことに挑戦するのに、年齢は関係ない」
と感じられたことです。
年齢を重ねると、
「今さら新しい仕事なんて、もう無理かな」
「若い人にはかなわないかな」
と考えてしまうこともあります。
私自身も、そう思ったことがありました。
でも、仕事を始めてみると、年齢を重ねたからこそできることもあると感じるようになりました。
これまでの仕事や人生で経験してきたこと
- 人との接し方、関わり方
- 相手の気持ちを考えること
- 困った時に、落ち着いて対応すること
こうした経験は、決してムダではありません。
若い頃にはできなかったことが、今だからできる。
そんなこともあるのではないでしょうか?
まとめ
今回は、私が「タクシードライバーになって良かったこと5つ」をご紹介しました。
タクシードライバーはやりがいのある仕事です。
もちろん、タクシードライバーの仕事には大変なことがあります。
疲れて運転がつらいと思う時もありますし、思うように売り上げが上がらなくて落ち込む時もありました。
それでも、
「今日はいいお客様に出会えたな」
「無事に一日終えることができた」
「ありがとう、と言ってもらえてうれしかった」
そんな小さな出来事が、仕事を続ける力になることがあります。
なんでもそうですが仕事というものは、毎日楽しいことばかりではありません。
でも、大変な中にも「やっていて良かった」と思える瞬間があれば、それはとても大切なことなのではないでしょうか?
これからタクシードライバーを目指す方へ
もし今、
「タクシードライバーをやってみようかな」
と考えている方がいらっしゃったら、ぜひ一度、実際の仕事内容を調べてみてください。
未経験だからといって、最初から諦める必要はありません。
わからないことは、働きながら少しずつ覚えていけばいいのです。
私もまだまだ勉強することがあります。
私がタクシードライバーになったのは40代後半になってからでした。
いくつになっても新しい仕事に挑戦することができます。
だからこそ、これから新しい一歩を踏み出そうとしている方にも、
「やってみたいと思った気持ちを大切にしてほしい」
そう思っています。
タクシードライバーという仕事が、このブログを読んでくださっているあなたにとって新しい可能性の一つになればうれしいです。
これからも、タクシーの仕事について、良いところも大変なところも、私なりの言葉でお伝えしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

環境より、学ぶ意思があればいい。
by 津田梅子(教育者)


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