タクシードライバーになって大変だったこと5つ

タクシーの仕事

こんにちは、運行管理者の姫鮎です。

タクシードライバーの仕事に興味を持っている方の中には、

「実際に働いてみると、どんなことが大変なの?」

と気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

前回の記事では「タクシードライバーは未経験でもなれるのか?」というお話しをしました。

今回は少し視点を変えて、私がタクシーの仕事をしていて「これは大変だったな」と感じたことを5つご紹介したいと思います。

タクシーの仕事は楽しいことや、やりがいを感じることもありますが、もちろん大変なこともあります。

これからタクシードライバーを目指す方には、良いところだけではなく、大変なところも知ったうえで仕事を選んでいただけたらと思います。

1、最初は道を覚えるのが大変だった

タクシードライバーになったばかりの頃、最初に大変だと感じたことの1つが「道を覚えること」でした。

普段から車を運転していても、仕事となると話が違います。

いくらカーナビや地図アプリなどの便利な機能があっても、いざお客様から目的地を告げられたとき、

「この場所はどの道から行けばいいんだろう?」

と迷ってしまうことが多々ありました。

特に、普段あまり行かない場所や細い道、新設されたばかりの主要道路などはカーナビや地図アプリでも表示されない。

でも、お客様が乗車しているので早く調べて目的地に行かなくてはいけない。

気持ちばかりが焦ってしまう。

と、いうことがたくさんありました。

最終的には、、、

「あの〜・・すみません・・私まだ新人で道がよくわからないので教えていただけますか?」

と、お客様にお詫びしてお客様に道を案内してもらいながら目的地に向かったりしました。

正直、快く道を案内してくれるお客様もいれば、嫌な顔をされて「チッ」と舌打ちされることもありましたが。。。

でも、お客様もムダに大回りされてメーター料金が上がるのも困るので、どのお客様も道を教えてくれたり、一緒にスマホで調べてくださったりして、本当にありがたかったです。

当時のお客様には本当に心から感謝です。

そんな感じで、なんだかんだと毎日走っていると少しづつ道を覚えていきます。

「あ、この道は前にも通ったことある」

「この場所に行くには、この交差点を曲がるんだった」

という経験が積み重なって、いつの間にかわかる道がどんどん増えていきます。

今はカーナビや地図アプリもありますので、昔ほど「全部の道を頭に入れなければいけない」ということはありません。

最初から完璧を目指さなくても大丈夫ですよ。

2、お客様との接し方に悩むことがあった

タクシーは、お客様を目的地まで安全にお送りする仕事です。

でも、運転だけしていれば良いわけではありません。

さまざまなお客様が乗ってこられます。

お話しが好きな方もいれば、静かに過ごしたい方もいます。

仕事の疲れから少しイライラされている方もいれば、体調が悪そうな方もいます。

最初の頃は、

「どこまでお話ししていいのかな?」

「このお客様にはどんな接し方がいいのかな?」

と悩むこともありました。

でも、経験を重ねるうちに、少しずつお客様の様子を見ながら接する余裕が出てくるようになりました。

私は、お客様と無理に会話を盛り上げようとしなくても良いと思っています。

丁寧な挨拶と、安全で安心できる運転。

それだけでも十分大切なサービスです。

3、長時間の運転で体が疲れる

タクシードライバーは、どうしても運転時間が長くなります。

そのため、肩や腰、目などに疲れを感じることがよくありました。

特に仕事を始めたばかりの頃は、慣れない緊張もあって、仕事が終わるとまさに「死にかけのネズミ」のようにぐったりしてしまうことも。

あまりに疲れ果てて、帰庫時の車両チェックや車内清掃をサボって帰ってしまったこともありました。。。

年齢を重ねると、若い頃のようにはいかないな、と感じます。

だからこそ、こまめな休憩をきちんと取ることが大切だと思います。

「もう少しがんばって走ってみよう」と無理をするのではなく、疲れた時は近くのコンビニなどに入って小休憩を取ったり、しっかり休む。

安全運転のためにも、自分の体を大切にすることはとっても重要です。

4、思うように売上が上がらない日もある

タクシードライバーを始めたら、

「頑張れば毎日たくさんのお客様に乗っていただける」

「これでたくさんお金が稼げるようになる」

と思ってしまうかもしれません。

でも、実際にはそう簡単な話ではありません。

忙しい日もあれば、なかなかお客様に乗っていただけない日もあります。

「今日はかなりがんばったのに、思ったように売り上げが上がらなかったな。。。」

と落ち込むこともあります。

そんな時に大切なのは、1日だけの結果で自分を判断しないことだと思います。

天気や曜日、時間帯、地域のイベントなど、さまざまな条件によってタクシーの動きは変わります。

今日はうまくいかなかった。

でも、明日は違うかもしれない。

イベント情報や乗車してくれやすい場所と時間帯をもう少し調べてみようかな

そう考えて、少しずつ経験を積んでいくことが大切なのだと思います。

5、安全運転への責任があまりに大きい

そして、私が1番大切だと思っているのが「安全運転」です。

タクシーには、お客様の大切な命をお預かりしている、という責任があります。

自分一人で運転しているとき以上に、周囲の状況をしっかりと確認しなければなりません。

急いでいるお客様から、

「もう少し早く行ってください」

と言われることがあるかもしれません。

でも、どんなにお客様が急いでいても、安全より大切なものはありません。

焦らず、無理をせず、交通ルールを守って運転する。

当たり前のことですが、それを毎日続けることがタクシードライバーには必要なのだ思います。

大切なことがあるからこそ、やりがいもあります。

まとめ

ここまで、タクシードライバーになって大変だったことを5つお話ししました。

こうして読んでいると、

「タクシーの仕事って、なんかやっぱり大変そう・・・。」

と思われるかもしれません。

確かに、大変なことはあります。

でも、大変なことばかりではありません。

お客様から、

「ありがとう」

「助かりました」

「安全運転でよかったです」

などと言っていただけると、とても嬉しいものです。

また、昨日まで分からなかった道がわかるようになったり、少しづつ仕事に慣れてきたりすると、自分自身の成長を感じることもあります。

何歳になっても「できることが増える」というのは、嬉しいことですよね。

タクシードライバーを目指す方へ

タクシードライバーは決して簡単な仕事ではありません。

でも、最初からなんでもできる人はいません。

道も少しづつ覚えていけばいい。

接客も経験しながら学んでいけばいい。

仕事のペースも、自分なりに見つけていけばいい。

私はそう思っています。

もし、タクシードライバーの仕事に興味があるのであれば、「大変そうだから」という理由だけで諦めるのではなく、まずは実際のタクシーの仕事内容を調べたり、タクシー会社の求人を見たりしてみてはいかがでしょうか?

大変なこともありますが、その中には、この仕事だからこそ感じられる楽しさややりがいもあります。

私もまだまだ勉強中です。

これからタクシードライバーを目指す皆さんと一緒に、少しづつ経験を積んでいけたらと思っています。

姫鮎
姫鮎

成功者になろうとするな。

価値のある人間になれ。

by アインシュタイン(ドイツの物理学者)

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